コシヒカリの元祖(従来型)を食する

お米の価格が下がらない。5kg当たり3000円台なんてないじゃないですか。そんな中、あえて高いけど珍しいので興味本位で5kgだけコシヒカリの希少な特上なものを1つだけ買って食べてみました。
そもそもコシヒカリは、新潟県で「農林22号」と「農林1号」を交配して生まれた品種で、福井県で育成・選抜され、1956(昭和31)年に品種登録されたものです(初めに奨励品種としたのは、新潟県と千葉県)。「コシ」が、福井と新潟を含む「越の国」に由来しているのですね。
味わいは、適度な粘り、上品な甘み、豊かな香り、艶やかな見た目などが特徴といわれています。欠点は、いもち病などに弱いことや背丈が高いので倒れやすいことです。なので、実は出回っているコシヒカリは、品種改良された「コシヒカリBL(いもち病抵抗性系統)」という同質遺伝子系統群が多いということです。しかし、なかには前(従来)のコシヒカリこそ素晴らしいという考えもあります。

今回購入したのは、新潟県の無農薬有機栽培米で、元祖(従来)コシヒカリです。はたして味は?
炊き上がりが素晴らしい。確かにもちもち感も適度で最高。弁当をつくって食べたときつまり冷めてもおいしいし、味がしっかりしていました。ただ実際は、質のよいコシヒカリBLも美味しいのでしょうし、並べて比べてみなくてはわからないといえましょう。比較はともかく、ごくたまには極上のお米を食べるのはうれしいものです。

  • 美味しいお米
  • 米粒
  • 米粒
  • 有機栽培米
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新国立劇場オペラ『ヴォツェック』を観る

アルバン・ベルク(1885-1935年、オーストリア)作曲『ヴォツェック』新制作、ドイツ語上演、全3幕(約1時間40分で休憩無し)を観てきました。20世紀オペラでやや難解な作品です。一度はこの新国立劇場で観たと思いますが、新制作ということに惹かれついチケットを買ってしまいました。
休憩無しですが、けっこう集中できて楽しめました。音楽は、長調短調の調性のない「無調性音楽」が生かされたものです。私もよく理解できていないので、いわゆる通常聞き慣れていない音楽として感じるものでよいのでしょうが、それらの音楽が歌と語りによる進行をしていきます。まさに不条理の中で悩み揺れる内面を表わすものですが、演奏だけでないオペラは目にも見えていますので、全身で聴いて見て感じてという、素人でも楽しむことができます。演出としては、場面に応じて、奥行きの広い舞台上をくるくるとセットを動かして展開していくこともまじえながら、全体としてシンプルで視覚的にもわかりやすく印象に残るものでした。

原作がゲオルク・ビューヒナー(1813-1837年、ドイツ)執筆の未完の戯曲『ヴォイツェック(Woyzeck)』で、貧困の兵士の精神的不安と破滅を描いたという作品です。演出したのは、英国のリチャード・ジョーンズ。この人に限らず、配役もそうそうたるメンバーです。そのうち、主役のトーマス・ヨハネス・マイヤーについては、体調不良による降板があり残念ではありましたが、カバーでもともと新国立劇場オペラ研修所出身でもある駒田敏章さんが務めました。落ち着いたしっかりした歌いぶり・演技はよかったです。最後のあいさつでも大喝采でした。

指 揮:大野和士 管弦楽:東京都交響楽団
合 唱:新国立劇場合唱団 児童合唱:TOKYO FM 少年合唱団
演 出:リチャード・ジョーンズ
美術・衣裳:アントニー・マクドナルド 照 明:ルーシー・カーター
ムーヴメント・ディレクター:ルーシー・バージ 舞台監督:髙橋尚史
【キャスト】
ヴォツェック:駒田敏章 鼓手長:ジョン・ダザック
アンドレス:伊藤達人 大尉:アーノルド・ベズイエン
医者:妻屋秀和 第一の徒弟職人:大塚博章 第二の徒弟職人:萩原 潤
白痴:青地英幸 マリー:ジェニファー・デイヴィス マルグレート:郷家暁子

  • ヴォツェツク ポスター
  • ヴォツェツク 入口看板
  • 夜の新国立劇場オペラパレス
  • 花が出迎え
  • 開演と終演時間
  • キャスト変更のお知らせ
  • 今回は4階席端の方

ハイライト動画映像は、こちら。

新国立劇場2025/2026シーズン『ヴォツェック』≪新制作≫ ハイライト映像
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フランス東部の旅 ストラスブール追加で劇場とバカラほか

フランス東部の旅を書いてきたので、ある程度完結するように、アルザスのストラスブールの追加情報とロレーヌ地方などのことを書いておきます。

ストラスブールでは、夜の自由時間に歌劇場(ストラスブール市立劇場、オペラとしてはラン国立オペラ)にて観劇をしてきました。演目は、マスカー二作曲の『カヴァレリア・ルスティカーナ』とレオンカヴァッロ『道化師』のヴェリズモオペラ(現実主義)の代表作定番の2本立てでした。こじんまりとした劇場ですが、やはり中はそれなりに豪華です。さすが現実主義、衝撃的な作品群ですが、前者の間奏曲の美しさは有名ですね。

  • ストラスブール市立劇場
  • チケットと解説
  • 劇場の座席
  • 内部
マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲|オペラ・歌劇|フルオーケストラ演奏[吉田裕史指揮]

この旅では食事とともにワイン、ビールなどをたくさん飲んできましたが、さらに購入して飲んだものも多いです。ここでは、ゲヴェルツトラミネールを。

ゲヴェルツトラミネール

またストラスブールを離れてからはロレーヌ地方ヘと向かいバカラ村散策。クリスタルで有名なサン・レミ教会、そして工場は見られませんが、小さな「バカラ美術館」も見学してきました。

  • バカラの庁舎
  • サン・レミ教会  ムルト川
  • バカラのショップなど
  • 敷地内
  • バカラ美術館の中
  • 手描き
  • バカラの赤
  • ステム(脚)の部分の型

そしてナンシーへと向かい、ここにつながります。あらためてフランス東部の旅はかなり見所食べ処満載の、充実したものだったことを見直すことができました。また行きたいですね。

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フランス東部の旅 ロンシャン、コルマール、リクヴィルなど

フランス東部の旅、ブルゴーニュの続きも書いていきます。ディジョンを出発した後は、以前のいい方でいうフランシュ・コンテ(ジュラ)地方へと向かいました。
まずはル・コルビュジエ(1887-1965年)の世界遺産を構成する建築のひとつであるロンシャン礼拝堂(ノートルダム・デュ・オー礼拝堂、カトリック・ドミニコ会礼拝堂)へ。ちなみに、同じく構成資産である日本の国立西洋美術館については、こちらで記事にしています。

ロンシャン礼拝堂は外形も独特で、内部も素晴らしいです。ル・コルビュジエは1931年に北アフリカ滞在中に訪れたアルジェリアの「ムザブの谷」の街や建築物より多くの着想を得たとされていまして、特にエル・アーティフの「シディブラヒム・モスク」は、小さい建物ながらこのロンシャン礼拝堂の建築に影響を与えたようです。

  • ロンシャン礼拝堂
  • 内部が美しい
  • ムザブの谷
  • シディブラヒム・モスク遠景
  • シディブラヒム・モスク内部

ちなみに途中、白と茶色のモンベリアール牛が見られましたが、その牛乳でつくられるハードタイプのチーズがコンテです。またモンドールという季節限定のウォッシュタイプのチーズも同様でこの地方の特産です。(シーメンタール牛も少量認められているそうです)

  • モンベリアール牛
  • コンテ
  • モンドール

旅路は、アルザスへと入っていきます。アルザスの街並みが美しいコルマール(ここでは素晴らしい美術館であるウンターリンデン美術館にも少し入ってきました)、花の町コンクール金賞の町エギスアイム、ブドウ畑が美しいリクヴィルなども散策。食事はタルトフランベ、シュクルート(ザワークラウト)などをシルヴァネール(シルヴァーナー)ワインとともにいただきました。

  • プティット・ヴニーズ(小ヴェニス)界隈
  • 13世紀の修道院を改修したウンターリンデン美術館
  • マティアス・グリューネヴァルト『イーゼンハイムの祭壇画』
  • マルティン・ショーンガウアーの展示室
  • マルティン・ションガウアー『受胎告知』
  • ピカソ『ゲル二カ』の世界で3点しかないタペストリーがある
  • ジャン・デュビュッフェ
  • 中庭
  • チーズいろいろ
  • コウノトリが地面を
  • AOCアルボワ(シャルドネ)
  • タルトフランベ
  • タルトフランベとシルヴァネール(シルヴァーナー)
  • シュクルート(ザワークラウト)

ここからストラスブールの話は、以前のブログのこちらで。追加ですが、ディジョンの北西でシャブリと同じヨンヌ県のグラン・オーセロワ地区AOCイランシーのワイン(ピノ・ノワール)もこの旅では買って飲みました。

  • AOCイランシー
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フランス ブルゴーニュ地方を訪ねる ワインや食を中心に

かなり以前の話ですが、フランス東部訪問のツアー旅行に行きました。その一部は、シャンパーニュ、アルザス、ナンシーなどで一部あげていますが、今回ブルゴーニュに特化して、概略紹介しておきます。リンクは以下から。

ストラスブール(アルザス)
アルザス
シャンパーニュ
ナンシー(ロレーヌ)
また旅路ではないですがマルサネ・ロゼのワイン(ブルゴーニュ)についてはこちら

ブルゴーニュのワイン生産で特に有名なところ、コート・ドール(黄金の丘)は、ディジョンから県道974号線(ブルゴーニュ街道)を南下した西側の丘陵地で、マランジュまでの範囲です。コルトンの丘あたりから、以下の地区に2分されます。


コート・ド・ニュイ地区:ディジョンからコルゴロワンまで。およそ南北20km幅1kmに広がる地区でグラン・クリュ(特級畑)が極めて多い。長期熟成タイプの赤ワインがほとんど。あこがれの地域ですね。
村でいうと、北からマルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニ、ヴジョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュの8あります。
コート・ド・ボーヌ地区:ラドワ・セリ二からマランジュまで。およそ南北20km幅2~5km。長期熟成タイプの白ワインが多いが、赤もある地区。村でいうと、ラドワ・セリニ、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレス、サヴィ二・レ・ボーヌ、ショレ・レ・ボーヌ、ボーヌ、ポマール、ヴォルネ、モンテリ、サン・ロマン、オーセイ・デュレス、ムルソー、ブラニ、ピュリニ・モンラッシュ、シャサーニュ・モンラッシュ、サン・トーバン、サントネ、マランジュの18あります。

そのときの旅行では、コート・ド・ボーヌ地区などのブドウ畑のクリマ(区画)をざっとドライブして、その後ボーヌ散策(ノートルダム教会、オテル・デューなど)。そしてブルゴーニュ街道を北へ向けて、ロマネ・コンティあたりの畑をちょっとだけ訪れました。さらに北上、ディジョンへと。夕食はエスカルゴとマルサネロゼワインで。

  • ブドウ畑
  • ブルゴーニュ街道
  • ノートルダム教会
  • 内部のステンドグラス
  • オテル・デュー(オスピス・ド・ボーヌ)
  • 病室
  • ロヒール・ファン・デル・ウェイデン「最後の審判」(部分)
  • オークションのワイン
  • 街道はヴォーヌ・ロマネ、モレ・サンドニ、ジュヴレ・シャンベルタンへと続く
  • ヴォーヌ・ロマネ1級畑のうち評価が高いモノポール(ひとりで所有ということ)「クロ・デ・レア」(ミッシェル・グロ)の看板
  • ヴォーヌ・ロマネ村到着
  • ヴォーヌ・ロマネ畑案内図
  • おそらく右手方向がリシュブール、左手方向がロマネ・サン・ヴィヴァンか?
  • ロマネ・コンティの目印となる十字架
  • ロマネ・コンティの畑
  • 土壌はこのような感じ
  • エスカルゴ
  • マルサネ・ロゼで


翌日はディジョン散策(ダルシー庭園、ギョーム門からリベルト通り、ノートルダム教会、サン・ベニーニュ大聖堂・考古学博物館、ブルゴーニュ大公宮殿など)、昼食にブッフブルギ二ヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)ボーヌのプルミエクリュワインで、というような流れでした。旅自体は、その後ロンシャン、コルマールへと向かうのでした。

  • ダルシー庭園
  • フランソワ・ポンポンの「シロクマ」
  • ギョーム門からリベルト通りへ
  • フクロウのマークで案内
  • 大きなのは見所を示す
  • 街を散策
  • 粒マスタードで有名なマイユ
  • 製品はいろいろある
  • ブラックカラント(カシス)のマスタード
  • ノートルダム教会
  • 幸福のフクロウ すり減っている
  • 内部
  • サン・ベニーニュ大聖堂 内部は博物館に
  • 11世紀初頭地下祭室(クリプト)の柱には人間の頭の彫刻が多数見られる
  • ブルゴーニュ大公宮殿
  • ブッフブルギ二ヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)とボーヌのプルミエクリュワイン
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持ち寄りワイン会 テーマは「きゅう」でスパークリングワインを

9月の持ち寄りワイン会、テーマは「きゅう」(九とか球とか旧、急、級などかな)でした。私は、スパークリングが飲みたいこともあって、家に仕入れていた「パープルフレイム」にすることでこじつけました。
以前ワイン会では、「パープルレイン」の泡(セミヨン、ソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ)を持って行ったことがありました。色が好評でしたが、この西オーストラリアの作り手が近年、「モエ・シャンドン オーストラリア」との共同開発で、シャンパーニュ製法の紫ワインを出してきました。手頃に手に入れることができましたので、これを持って行きました。シャンパーニュ製法で、3年の時間をかけて作ったとありましたので、
3年つまり36か月、これを分解して3+6=9 というイメージで決めました。「パープルフレイム」 今度はシュナンブラン100%です。実際にはもしかして3年熟成ではなく、月日が3年かけてなのかもしれませんが、そこらへんはシャンパーニュ製法(瓶内二次発酵、)勘弁してください。ということで、やはり「チョウマメ」の色素を使っていますが、年月が経っているので色合いは紫ではなく、写真は暗くてよくないですが、赤い色それもやや退色・淡くなっています。さわやか、上品、柑橘のフレーバー、パンチにはやや欠ける穏やかなスパークリングでした。ヴィーガンのようでした。

今回もいろんなワインが出ました。なぜかイタリア料理のお店だったのに、イタリアワインは1本もチョイスされませんでした。珍しい!

  • イタリア料理「イル・フルロ」
  • 「パープルフレイム」
  • 色は淡い赤
  • ラベル表
  • ラベル裏
  • チョウマメ
  • チョウマメ2
  • ワイン勢揃い1
  • ワイン勢揃い2
  • 今回のメニュー
  • 看板
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みやざきの神楽 桂神楽(諸塚村)をみる

国立能楽堂で神楽の公演があると知り、珍しいですし、申し込んでみたら当たったので行ってきました。席も正正面。公演は、宮崎県の北部にある諸塚村のもので「桂神楽」です。諸塚村は9割以上が山林の地域で、現在の人口は1250人くらいです。

神楽とは、神事の際に奉納される歌舞等の芸能ともいえるもので、起源は日本神話に表されている「天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩戸に隠れた際、天鈿女命(アメノウズメノミコト)が舞った」ということに由来しています。桂神楽は宮廷のものではない民間の神楽で、諸塚村の桂地区にある桂正八幡神社に伝わるものです。この神楽の特徴は、神話の里・高千穂地方の神楽の中でも異色で、他に類のない200体を越す神楽面が残っていることです。

公演は、前半と後半に分けられ、実際のもののピックアップであり、省略版ですがそれでも長丁場でした。宮崎県知事、諸塚村長の挨拶がそれぞれあり、また宮崎県立看護大学の大館真晴さんの基調講演、國學院大學名誉教授の小川直之さんの神楽解説などをまじえて、わかりやすく進められました。

前半:「宮神楽」素面の2人舞、30分くらい。「荒神の言い句」神主と二荒神による歌問答。
後半:「お大神」11曲のうち1と4のみ。それでも50分。「かんずい」剣を使う。7曲のうち1と7、それでも50分。体力勝負、若くないとできない。「座はり」40分を短縮して上演。

主祭神の八幡様が登場する、「座はり」のみ写真撮影可でした。保存会のメンバーは助っ人もあり15,6名。今の時代、継承が大いに課題です。
私自身も大昔、ある地方の湯立神楽を見学・調査したことがあるのですが、その話はまたいつか。

  • 国立能楽堂に舞台が
  • 庭の萩
  • 宮崎の神楽
  • 米良の神楽
  • 椎葉神楽
  • 高原の神舞
  • 「座はり」より
  • 「座はり」より
  • 世界のKAGURAへ、という取り組みポスター

「みやざきの文化財情報」は、こちら。「全国の神楽情報」については、こちら

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柿~富士柿を食べる

大きくて熟した柿を近所のお店で見つけて、思わず買ってきました。大きい、甘い 、しっかり食べ応えがあります。これは、愛媛県の西、八幡浜市の特産品である「富士柿」です。富士山にも似た形の美しい姿から名付けられたらしいです。大きさ日本一? りんごでいうと「世界一」に当たるのでしょうか。柿自体は渋柿ですが、アルコールなどで脱渋加工されて市場に出ます。
品種としては、「甲州百目(こうしゅうひゃくめ)」といいます。生産地でいうと、福島県が断トツで、山梨県、宮城県、愛媛県などで栽培されています。古くから各地で作られていたため、呼び方も地域でさまざまです。

果物情報は、果物ナビからどうぞ。または、旬の食材百科も詳しいです。

  • 富士柿
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演劇『焼肉ドラゴン』を観る

新国立劇場で『焼肉ドラゴン』を観てきました。今年は、日韓国交正常化60周年。その記念公演としての上演でもあります。劇自体が「日本語・韓国語上演/日本語字幕付」の作品です。そもそも、この劇は2008年に新国立劇場が韓国の芸術の殿堂(ソウル・アーツ・センター)とのコラボレーション企画として、鄭 義信さんに書き下ろしを依頼し制作されたもので、今回が4回目の上演にあたります。新国立劇場では、私はオペラ、バレエは、新作中心に1回は観る機会をもつことが多いですが、演劇は興味深いものだけを中心に観ていて、実はこの作品は初めてです。小劇場での公演が基本で、10月中から始まり、まだ観ていない方、今回は11月にソウル、12月にはなんと福岡、富山の公演を経て、凱旋公演として戻って中劇場の場で初めて行われますので、興味ある方はぜひどうぞ。
第1幕90分 休憩15分 第2幕80分という長いものですがそれを感じさせず、かつ始まる前20分から、また休憩中後半もパフォーマンスがあるという、あたかも舞台と観客席がつながっているような演出です。

  • 小劇場へ
  • 池の奥が入口
  • カフェがオープン
  • 新国くまさんも出迎え
  • 舞台のセット
  • この舞台の座席配置
  • 休憩でカフェタイム
  • 万博1970年のシンボルをはさんで

私は興味なかったですが2025年は大阪・関西万博が開催されましたが、過去の1970年には大阪万博(テーマ「人類の進歩と調和」)がありました。その誰しもが高度経済成長に浮かれる時代の片隅で、焼肉屋の「焼肉ドラゴン」の赤提灯が毎日灯る。店主・金 龍吉の家族は在日コリアンですが複雑で、先妻との間にもうけた二人の娘・静花と梨花、後妻・英順とその連れ子・美花、そして、英順との間に一人息子の時生がいます。お店では常連のお客などとともに、泣いたり笑ったり歌ったりけんかしたり、裕福ではないけれど賑やかな生活を送っていました。しかしそのような中、しだいに時代の波が押し寄せてくる、というような物語です。

戦後史の陰を描いたといわれる同作品ですが、時代の変化の中で、そのまま日本に残る人、韓国へまた北朝鮮へと渡っていく人、それぞれの人生
日本人、コリア、在日いろいろな交流を描く作品ですが、その視点だけにとどまることなく人間としての普遍的なことまで描いているものといえましょう。
そう、人間だものいろいろあるさ。泣いたり笑ったりの舞台でした。

作・演出:鄭 義信、翻訳:川原賢柱、美術:島 次郎、照明:勝柴次朗
音楽:久米大作、音響:福澤裕之、衣裳:前田文子、ヘアメイク:川端富生
擬闘:加藤 学、演出助手:城田美樹、舞台監督:北条 孝、大垣敏朗
[キャスト]
千葉哲也、村川絵梨、智順、櫻井章喜、朴 勝哲、崔 在哲、石原由宇、北野秀気
松永玲子、イ・ヨンソク、コ・スヒ、パク・スヨン、キム・ムンシク、チョン・スヨン

新国立劇場「新国立劇場の演劇『焼肉ドラゴン』舞台映像」

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映画『ヒポクラテスの盲点』を観る

『WHO?』に続いて、『ヒポクラテスの盲点』を見てきました。こちらは、制作・配給がテレビマンユニオンの作品で、けっこうメジャーな公開がされています。大西隼監督・編集。テレビマンユニオンの制作には、『パンケーキを毒見する』などもあったのですね。あのときは、スターサンズ制作としていましたが、配給がそちらだったのでしょうか。紹介はこちら

しかし東京の東の方だけで会場が数か所あるのですが、けっこう日にちや時間帯が合わない。とくに平日夜が少ないですね。何とか予定を調整して、選んだところは新宿のピカデリーの日曜でした。紀伊國屋書店や伊勢丹に近いところですが、ここはあまり知らなかったというか、改修されたのかな。ビルの外観や中もきれい。映画ではよく行く日比谷のTOHOシネマは場所が多少分散されていますが、メインの建物内の映画会場はどちらかというと横・水平方向に広がっているのに対して、ピカデリーは縦・垂直方向に広がっています。ここをエスカレーターに乗って会場に移動します。この映画はシアター7なので、11階でした。たどり着くまで長い!
数日前予約の時点ではまだ少なかったのに、行ったら何と満員。世代もけっこういろいろでした。120席前後くらいの定員。ソファも快適、すべての座席に傾斜があり、前の人の頭がジャマしない。やはりメジャーな映画館は違います。『WHO?』と違いますね。

内容は、福島雅典先生をはじめ今回のmRNA新型コロナワクチンに疑問を持つ2人の医師が中心となって、おかしいと見られる日本の全体像が語られます。一部条件付きではありますが、いわゆる肯定の立場の登場人物は、森内浩幸先生しかいなかったのは残念です。また多くの情報統制や研究・現場への有形無形の圧力があるなか、若手の研究者では新田剛先生が免疫学の立場から、そもそも教科書にも載っているワクチンの要件を満たしていないことが語られます。
ヒポクラテスは、ギリシア時代の医学の父。その誓いとは「患者に害を与えない」などいくつもの倫理的な教えを含んでいます。

映画の中でも出てきますが、「反ワク」という決めつけ・レッテル貼りは思考停止でしかないのが情けないです。打たなかった人も打った人にも観てほしい映画です。
私たちに求められていることは、徹底した情報公開と冷静な検証、いずれにせよ被害を受けた人へのサポート・救済が必要なことはいうまでもありません。

  • 新宿ピカデリー
  • 下の階は「無印」
  • シアターは10ある
  • シアター7は何と11階に当たる
  • ヒポクラテスの盲点
  • 座席

なお、ワクチン問題研究会の「mRNA ワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する記者会見」と、福島先生などの「新型コロナワクチン購入契約書(ファイザー株式会社等)の情報不開示決定取り消し判決 に関する記者会見」を紹介しておきます。

Movie Iwj「mRNA ワクチン接種後の健康被害および腫瘍リスク対策に関する記者会見」
Movie Iwj「新型コロナワクチン購入契約書(ファイザー株式会社等)の情報不開示決定取り消し判決 に関する記者会見」
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