ホテル雅叙園東京といえば、東京都の指定有形文化財になっている「百段階段」も有名ですが、この3月からは企画展が新型コロナウイルス感染症の影響で、軒並み中止になっていました。実は、当時、開催していた『出雲・因幡・萩 ひな紀行』の展示にはぎりぎり間に合って行ってきましたので、今さらながら紹介します。入るのは私も初めてでした。
係の人も、3月3日のひな祭りまで展示が続けられなかったことを残念に思っていましたが、観られた私たちはラッキーでした。内容は、雛段、人形等に圧倒された体験でした。
百段階段は、この場所に1935年に建築された唯一現存する木造建築で、天井や欄間がとても美しい装飾で飾られている7つの部屋を99段のケヤキ板の階段が結んでいるものです。企画展示は今も中止ですが、7月8月の間「夏の見学会」という形で再開するらしいので、興味ある方はぜひどうぞ。6月20日より、オンラインチケットの販売を開始し、定員制限で見学できるということです。ホテルレストランの食事とのジョイント企画もあります。私は中華料理で、ワインを合わせて飲んできました。