日本ソムリエ協会埼玉支部例会セミナーに参加する

昨年の12月に、日本ソムリエ協会の埼玉支部例会に行ってきましたので、簡単に報告します。都道府県の例会には、テーマがそれぞれ地域独自のものがあり、それが楽しみです。また、共通のテーマと違って、内容や写真を公開することが許されています。

会場は浦和の「ロイヤルパインズホテル」で、テーマは、「ジビエを観光資源とする~地域活性化につながるエコシステム」といったものでした。ジビエに惹かれますね。今回は、酒類としてはワインではなく、ウイスキーが出てきました。そう、秩父の横瀬ジビエ製造場(株式会社カリラボ)と同じく秩父のイチローズモルト(株式会社ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所)の組みあわせです。セミナーの前半は、横瀬ジビエ製造場の吉田さんが設立から今に至るエコロジーとエコノミーなどのお話。後半は、ベンチャーウイスキーからの吉川さんが加わり、バーをやっている川本さんが司会進行で3人での楽しい鼎談でした。

ウイスキーは、1から3がバーボンバレル、ワインカスク、ピーテッドウイスキーという、それぞれ樽出しのシングルモルト・シングルカスクという贅沢。60~63%ありますが、途中加水したりして味の変化も楽しみました。加水すると甘くなったり、辛くなったりする違いも出てきます。やや赤い4つめはブレンデッドでシングルカスク、59%、樽はマデイラということです。ちなみに発酵槽はすべてミズナラを使用です。
鹿肉のソーセージ、山椒の味わいのものが提供され、ウイスキーとの組みあわせも楽しみました。わなを使ったもののみを使用して、放血等の早い処理、搬入・熟成庫という正しいステップをふめば、ジビエも硬くない、臭くないということです。

私は、ウイスキーについては、単体では1と4が好みでしたが、ソーセージとは2が特に合う感じでした。めったにない機会が得られたことに感謝です。
イチローズモルトについては、前の記事でもとりあげていましたね。蒸留所の紹介記事はこちら、など。

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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