ALPS配管での汚染水被曝事故

堅い記事が続いたので、そろそろ柔らかいものもと思っていましたが、福島第一原発でのALPSに関連して大きな事故がありましたので、書いておきます。

通常の報道はいくつかありました。2つほどリンクしますと、朝日新聞「福島第一原発で汚染廃液あびた作業員2人入院 除染と経過観察のため」2023/10/27、
韓国からのビュアーズ「日本の福島第一原発で「汚染水漏れ事故」発生…一部作業員の被曝可能性」2023/10/26 などがあります。

この事故の詳しい報告は、YouTubeで、定期的に動画を配信している「県民健康調査検討委員会を『検討』する会 第37回」のなかの、おしどりマコさんのものが詳しいです。長い配信のなかで、1時間23分25秒あたりからをご覧ください。この種のものは何と2011年以来の事故ということです。この動画全体では、相変わらず甲状腺がんの増加も軽視し、すべてのことをなかったものにしようとする動向が続けられていることも描かれています。

はっぴーあいらんどネットワーク「県民健康調査検討委員会を『検討』する会 第37回」より

今回の汚染水はさらに濃縮されている部分らしいですが、やはりそれらを薄めて流すALPS汚染処理水もそのような放射性核種を総量としては持っている・持っていたということですね。

そのようななか、読売新聞「処理水3回目放出は11月2日から…2回目で問題みられず実施可能と判断」2023/10/26と、3回目も予定通りなのでしょうか。
また、毎日新聞「帰還困難区域の8割が森林、国は大半除染せず 保全管理に課題」、2023/10/27、つまり帰宅困難地域の8割の森林は汚れたままです。

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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