ビールのCMはなぜつまらないのか

暑い日々にはビールが飲みたくなりますが、テレビで放映しているビールや他のビール系飲料のコマーシャルは、なぜこんなにもつまらないのでしょうか?

売れているとされる商品
売れているとされる商品

タレント・俳優などによるうまいおいしいの連呼だったり、賞をとった売れている売上げナンバーワンとか、ほかに言うことがないのでしょうか? ちっとも心が動きません。一時代前でしたら、水着の女性によるイメージ広告が流行りましたが、もうそのような時代ではありません。イメージを否定はしませんが、もう少し機能についての情報が入って、かつしゃれた広告にならないのでしょうか?

このところ、世界的にもビールに限らずアルコール飲料は、世の中の健康志向からか、概して苦戦しています。さらにビールは、特に日本の場合、製造時に酵母が下に沈む下面発酵タイプ(いわゆるピルスナーラガービール)のものが主流なので、細かい差はあるとしても、大きな味の差がないこともその理由かもしれません。まだまだ消費量が少ないクラフトビール(地ビール)のCMはテレビではやりにくいでしょうし。

日本はビールにかかる税金がきわめて高いですが、その税金も今年の10月を第一段階として、少し変更がされることになっています。ビール系飲料(発泡酒、新ジャンルも含めて)の価格差が小さくなる方向です。2023年10月からはさらに差が小さくなり、2026年10月からはビール系飲料すべてが一本化されます。

価格、味、香りなど、ビールをめぐる小さい変化は、どのような商品を生み出し、どのように差異を強調していくのでしょうか?

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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