今回は「ライオンキング」です。かなり前に一度観ましたが、「キャッツ」よりよかった、楽しめた、という印象以外あまり細かいことは忘れていました。それを観てきました。会場は、大井町の「四季劇場 [夏]」です。全体的には空いていたのですが、家族連れも多く、熱気はありました。
![四季劇場 夏](https://i0.wp.com/blog.taskgeorge.com/wp-content/uploads/2020/11/ライオンキング1-s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
![四季劇場 夏 入り口](https://i0.wp.com/blog.taskgeorge.com/wp-content/uploads/2020/11/ライオンキング2-s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
![劇場入り口でのソーシャルディスタンス・足跡のマーク](https://i0.wp.com/blog.taskgeorge.com/wp-content/uploads/2020/11/ライオンキング3-s-rotated.jpg?resize=600%2C800&ssl=1)
さて、始まり。うーん、やはり最初のシーンよいですね。サークル・オブ・ライフの歌、日の出の赤橙のバックにキリン、レイヨウ、ライオン、ゾウ、鳥、いろいろな動物が大集合です。通路も使いましたね。わくわくする気持ちが広がります。
これには、博物館での動物群の展示が浮かびました。写真があまり良くなくてすみません。
![国立科学博物館:「大哺乳類展2」での展示より](https://i0.wp.com/blog.taskgeorge.com/wp-content/uploads/2020/11/国立科学博物館・大哺乳類展2-s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
![フランス国立自然史博物館:「進化の大ギャラリー」より](https://i0.wp.com/blog.taskgeorge.com/wp-content/uploads/2020/11/フランス国立自然史博物館・進化の大ギャラリー-s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
サークル・オブ・ライフは、作品全体に通じるテーマである「生命の連環」を表すはじまりのシーン・歌です。全体的にスムーズに作品にのめり込めましたが、他にはハクナ・マタタ:シンバが新たな友だちと出会って、気力を取り戻すシーン・歌やワン・バイ・ワン:目に映えるとてもきれいな衣装を着た多数の出演者が登場するシーン・歌は、やはり特に印象深かったです。ハイエナもリアルでしたし、雌ライオンの涙の表現も何か可愛らしかったです。元気をもらえた舞台でした。
主なクリエイティブチームとキャストは以下のとおりです。
作曲:エルトン・ジョン、作詞:ティム・ライス、台本:ロジャー・アラーズ、アイリーン・メッキ、オリジナル演出:ジュリー・テイモア、振付:ガース・フェイガン、マスク&パペットデザイン:ジュリー・テイモア、マイケル・カリー
ラフィキ:遠藤珠生、ムファサ:宇龍真吾、ザズ:明戸信吾、スカー:髙橋基史、シンバ:山下泰明、ナラ:木内志奈、ヤングシンバ:中谷謙介、ヤングナラ:舩山結希、シェンジ:松田佑子、バンザイ:池田英治、エド:小田春樹、ティモン:黒川 輝、プンバァ:荒木 勝
そう、ジュリー・テイモアがもともとの演出なのでした。私が、METで英語版オペラ「魔笛」を観たのもこの方の斬新な演出だったのでした。