Bunkamuraザ・ミュージアム『ボテロ展 ふくよかな魔法』を観る

ボテロ展に行ってきました。私はほとんど知らないアーティストでした。まず、この展覧会が今度あるということを案内で知って、ポスターを見て、んっ、変わっているなという印象がありました。後に埼玉県立近代美術館に行ったときに建物の入り口に向かうときに傍らにやはりふっくらとした彫刻を見つけ、これはと思ったらボテロ作(横たわる人物)でした。という流れで、行ってきました渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム。日時指定が必要でしたので会期の早めに行ってきました。

うーん、面白い。独特の個性がありますね。今回は特別な期間と時間帯だけに撮影が許されている(動画以外)ときに行けたのもラッキーでした。それでもかなり空いていて、撮影のお互いの配慮をしながら、皆さん周りに気をつけながら自分のペースで楽しんでいました。私も珍しい作品群なので撮影と鑑賞を区切ってじっくり観て、カメラにも収めてきました。ブログなどには公開自由とのことでした。絵も楽しいですが、いろいろ発言している言葉(考え)が素晴らしい人なのですね。曰く、「芸術が普遍的な価値をもつためには、まず地域的、個別的な価値をもたなければならない」などなど。

フェルナンド・ボテロ(1932年-)は現代のアーティストで、南米のコロンビア出身。生誕90年のこのとき、ご本人の監修にて日本に作品がやってきました。点数は70点ほどです。
ボテロが世界に注目されたのは、ニューヨークのMoMAで1963年「12歳のモナ・リザ」が展示されたことからということです。また、なんでも膨らんでいるという、このふくよかなボテリズムに本人が目覚めたのは、1956年の楽器のスケッチが契機ということらしいです。

また会場の外に特別展示されていたのは、広島市現代美術館から出品された彫刻の「小さな鳥」でした。これも可愛いですね。東京の会期は7月3日までです。

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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