映画「パンケーキを毒見する」を観ました

この作品は、日本アカデミー賞をとった『新聞記者』や、東京国際映画祭作品賞(スプラッシュ部門)をとった『i-新聞記者ドキュメント』などで、現在の日本で起こっている現実をシャープに映画化してきた「スターサンズ」が製作したものです(企画・製作・エグゼクティブプロデューサーが河村光庸)。私は、前2作も観ていて面白かったので、今回も早々と映画館を探して観てきました。けっこう各地域で上映館が限られていることや上映時間もうまくマッチさせないといけないので、決めるのは大変でした。結局、池袋の今まで行ったことのないところ(池袋シネマ・ロサ)で観ました。若干場所が怪しい?、暗いかと思いましたが、窓口や中は問題なかったです(当たり前か・・)。館はやや古く傾斜があまりついていない劇場でしたが、それほど観客も多くなかったので大丈夫です。行ったときは若い客と年配の客、両極であった気がしました。

この作品はタイトルからして分かると思いますが、菅義偉(首相)という人物について、菅政権が何をやっているのかを描いたものです。さて、パンケーキは美味しいの? スカスカなの?

映画はドキュメント風で進みます。石破茂、江田憲司(横浜市長選で菅さんともども焦点が当たっている人物ですね)、村上誠一郎、小池晃ら現役の政治家や古賀茂明、前川喜平などの元官僚、そして森功、鮫島浩などのジャーナリスト、上西充子、辻田真佐憲、しんぶん赤旗などの専門家・編集者等々が登場し、ナビゲーター役には俳優・古舘寛治、中の演技では加藤忍を起用、さらにところどころに全体像を見せるためのアニメーション(べんぴねこ担当)を配置して単調にならないように工夫されています。
監督は内山雄人、音楽は大山純です。

さて、皆さんもパンケーキ食べてみませんか?

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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