サントリー美術館「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品展」を観る

六本木の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館に行ってきました。ここは再開してからも予約購入のシステムはとっていません(ただし、大人数になったときは、制限があり得ます)。ミネアポリス美術館は、アメリカ・ミネソタ州の代表的な都市ミネアポリスにある美術館で、日本絵画のコレクションも数、質とも優れたものがあるようです。今回の展示は、水墨画、狩野派の時代、やまと絵ー景物画と物語絵ー、琳派、浮世絵、日本の文人画(南画)、画壇の革新者たち、幕末から近代へ、の8つのテーマから成っている全部で92点ほどの構成です。浮世絵に関しては、前期と後期で展示入れ替えがあり、現在は後期です。金曜の夜のせいか、それほどの人ではありませんでした。ただ、すべて写真撮影可ということだったので、つい撮ることにも気をとられると、人をかわしながらの見学でした。実際は、すべてガラスケースに入っていましたので、それほどきれいに撮れるわけではないのですが。

日本絵画はそもそもあまり観にいく機会が少ないせいか、全体として興味深かったです。知識はあまりないので、どれが特に「名品」かという判断はできませんが、個人として印象に残ったことは、農業風景だったり粟、そして天人、仙人などの題材に気をひかれるものがあったり、点数は多くなくても、幅広い表現世界が集めてあることでした。会期の延長なく終了してしまったのは残念でした。

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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