サッカー観戦の楽しみとバルセロナ旅行

WOWOWでこの何年か、ラ・リーガ(スペインサッカー)を見るのが習慣になっています。選手も多国籍ですし、質も高く、チームごとに個性・ポリシーも顕著にありますし、また必ずしもビッククラブばかりが活躍するとも限らないのもよいですね。
しかし、今回ヨーロッパのチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグを放送したことで、再び目覚めました。スペインのビッククラブでもスピード、戦略で対抗できないケースもままありました。イングランド(プレミアリーグ)はもちろんのこと、ドイツ(ブンデスリーガ)、ポルトガル(プリメイラ・リーガ)、フランス(リーグ・アン)、イタリア(セリエA)、その他の国々のリーグ等々、上には上がいるものです。ほかに強い地域には中南米もありますが、やはり世界のトップの重要な地域であるヨーロッパ、面白いです。
今回のチャンピオンリーグの優勝チームはイングランドのチェルシー、ヨーロッパリーグではスペインが善戦し、ビッククラブではないビジャレアルが優勝しました。この後は、国別の闘い、欧州選手権が始まります。これまた楽しみです。
オリンピックは見なくても、サッカーは見るという人々は世界で多数います。

サッカーの実際の観戦経験は、7,8年前だったかのスペインのバルセロナです。このときは個人旅行で、ヨーロッパのツアー旅行では行けなかった小さい国をコツコツと回っていた時代のものです。バルセロナをターゲットに、バスで行けるアンドラ公国、バルセロナのカタルーニャ音楽堂、カタルーニャ国立美術館、リセウ劇場等々を回りました。そのときに、「カンプ・ノウ」のバルセロナのホームスタジアムも日本でチケットを購入して行ってきました。チケットは現地の事務所までわざわざ受け取りに行かなくてはいけませんでしたが、席はかなり上等でした。何と、観戦前とハーフタイムにラウンジ利用ができて軽食飲み物付きの豪華版でした。観戦は2階席だったかと思います。対戦は、バルセロナVSアスレチック・ビルバオで、このときはバルセロナが圧勝でした。このときのバルセロナの公式スポンサーはカタール航空でした。「カンプ・ノウ」は10万人弱もの観客が入る巨大なスタジアムですが、現在使用しながらも拡張中のようでまだ終了していないと思います。

以下は、サッカー以外のこのときの訪問地を少しだけ紹介します。

アンドラ公国
貴族を君主とする「公国」と訳される国は、アンドラ以外に、モナコ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ(大公国)などがあります。モナコはツアーで、それ以外の国は個人旅行で訪ねましたが、その話はまたいずれ。
アンドラは、バルセロナからバスで3時間ほどで行けます。ピレネー山脈のふもとにある国で、首都のアンドラ・ラ・ベリャは、標高1030mの高いところにあります。買い物や夏冬のレジャー産業、スパなどが有名みたいですが、こぢんまりとした街を歩くのも楽しいです。ロトンダ広場にダリの時計のモニュメントがあります。教会は、ロマネスク様式のサン・エステバ教会。

カタルーニャ音楽堂
有名なアントニ・ガウディ(1852-1926年)と並んで有名なリュイス・ドメネク・イ・モンタネー(1850-1923年)の建築。スペイン(バルセロナ)でのモデルニスモ(アール・ヌーヴォー様式)の代表のひとつです。美しさにため息が出ます。内部ツアーがあります。

カタルーニャ国立美術館
モンジュイックの丘にあり、ロマネスク美術のコレクションが特に有名な美術館。多数ある壁画の展示のしかたが面白いです。 

リセウ劇場
旧市街目抜き通りであるランブラス通りの真ん中あたりにある、1847年創設のオペラなどの劇場です。残念ながら滞在時には公演がなく、内部ツアーガイドを利用しました。すぐ近くの下に見えるのはミロのモザイクです。

サグラダ・ファミリア
もちろん、ガウディ。このときは外観だけ見ました。覆いが残念ですね。

カサ・バトリョ
ガウディ。こちらも外観のみです。見学のための行列が長く続いていました。曲線が美しくバルコニーが顔みたいで面白いです。

グエル邸
ガウディ初期の作品。入って見ました。いろんな要素があり、見所満載です。屋上の特異な形をした煙突も面白いです。

ジョアン・ミロは美術館もありますが、街中でも見られます。これはミロ公園の「女と鳥」

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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