昨年のバレエ・コフレに続いて、今年も3本立ての「宝石箱」を観てきました。
【指揮】冨田実里 【管弦楽】東京交響楽団 【ピアノ】高橋優介(A Million Kisses to my Skin)2本目のみ録音音源使用。
まずは『A Million Kisses to my Skin』です。白いシートが貼られた印象的な舞台に、美しい身体を思う存分生かして9人の男女が躍動感溢れる動きを展開します。水色・青色の衣装、白い舞台に映る身体の影まで印象的な作品でした。ピアノがリードし、管弦楽が奏でる音楽も素晴らしかったです。これが今回1番でしたね。
振付:デヴィッド・ドウソン 音楽:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
美術:デヴィッド・ドウソン 衣裳:竹島由美子 照明:バート・ダルハイゼン
【出演】東 真帆 水井駿介 赤井綾乃 石山 蓮 小野絢子 森本晃介
堀之内咲希 山本涼杏 川口 藍
休憩後の2本目は『ファイヴ・タンゴ<新制作>』(録音音源)です。振付のマーネンさんが93歳で逝去され、追悼の舞台にもなりました。1本目とは打って変わって、舞台は暗く、衣装も黒が基調(女性は黒と赤)、シックな世界に大人のタンゴがきれよく踊られます。しかしタンゴは難しいのか、いまひとつ乗れていない印象でした。
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:アストル・ピアソラ
美術・照明:ハンス・ファン・マーネン 衣裳:ジャン=パウル・フローム
【出演】木村優里、渡邊峻郁 原田舞子 広瀬 碧 木下嘉人
白駒紗楽 橋本真央 服部由依 山本 怜
中家正博 小柴富久修 趙 載範 樋口 響
最後に、『テーマとヴァリエーション』です。舞台のセットの背景がある、バランシンながら古典バレエの雰囲気そのままですが、それだけではないひねりがあります。作品自体や見る側が求めるものからすると、少し中途半端な気もしました。
振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
【出演】柴山紗帆、李 明賢
金城帆香 榎本志結 川本果侑 木村優子 仲村 啓 渡邊拓朗 太田寛仁 小川尚宏
内田美聡 小田那奈 岸谷沙七優 五月女翔子 徳永比奈子 花田美月 横井彩乃
下川佳鈴 上中佑樹 宇賀大將 佐野和輝 長谷川諒太 朔 元信 田中陣之助
西 一義 西川 慶
約2時間10分(『A Million Kisses to my Skin』30分 休憩25分 『ファイヴ・タンゴ』25分 休憩25分 『テーマとヴァリエーション』25分)
全体としては、今回のコフレはやや中途半端な作品群という感じもしました。なお、このところ新国立劇場はカーテンコールのみ写真撮影可というものをとり入れていますが、私は舞台から遠い席であることや、デジカメの性能もよくないので、ややましなものだけ雰囲気としてあげてみます。全体の雰囲気はこちらから。











