このところ正月でもないのに、ごくごくたまにですが日本酒を飲む機会が増えていました。私にとって日常飲むお酒は、多くビール、そしてワイン、たまにウイスキー、焼酎その他の広義のスピリッツの順番でしたから珍しいのです。
先月、あの居酒屋「日本酒原価酒蔵」で、十四代の5種のみ比べと他の日本酒飲み放題(プラス少しのつまみ付き)という企画がありましたので、行ってきました。十四代はやはり手に入れにくいというか、高いですよね。もともと十四代との出逢いは、かなり昔、WOWOWで『銘酒誕生物語』(2012年から放送が続いている)の番組がいくつも流れていて、山形県村山市にある高木酒造の若き15代目当主の高木顕統さんが酒造りの世界に大きな影響を与えていることを知りました。その後、何とかひとつ手に入れたものが、「十四代 播州愛山(兵庫県特A地区産 愛山100%使用) 中取り 純米吟醸 生詰 (精米歩合50% 16度)」でした。コク旨しっかり、しかしエレガントでもある感じでしたね。
十四代の評価としては、一般的に、淡麗辛口が主流だった時代に「芳醇旨口(フルーティーでまろやかな甘みと旨み)」という新機軸で日本酒の新時代を切り拓いたといわれています。
今回5種類をじっくり飲み比べしたわけですが、まずはすべてに共通する方向、ああそうだったな、これこれ、というものが、飲んだのがかなり以前だっただけに、久し振りに湧き上がってきました。
今回提供の5種類は、以下の通り。度数はすべて15%です。
1.本丸(原料米:国産米、精米歩合55%)
2.上諸白酒未来(酒未来、45%)
3.中取り上諸白播州山田錦 (山田錦、45%)
4.極上 上諸白(山田錦、40%)
5.大極上酒未来(酒未来、35%)
勝手にコメントです。1は、華やかな香りで、しっかり、バランスがよいと思いました。2は、しっかりしていて、とてもフルーティでした。3は、しっかり豊潤で旨いって感じ、バランスもよかったです。4は、少し甘い感じが出ていました。5は、やや上品ながら、しっかり華やか甘やかでした。うーん。コメントは難しいですね。究極の選択で、そのときの好みは3が一番、1が二番としました。酒未来は、「山酒4号」と「美山錦」の交配種で高木酒造が開発したものです。試飲はすべて50mLですが、少し時間をおくと表情の変化も面白いです。これらを飲んだ後は、辛口、酸味、すっきり系を欲しがり、三井の寿の純米吟醸(山田錦)、黒龍のいっちょらい・純米吟醸(五百万石)、仙禽・せんきんのモダン(山田錦)もいってしまいました。私にしては飲み過ぎました。








