ブルーマウンテンNo.1を飲んでみた

紅茶(お茶全般)が大好きですが、コーヒーも飲みます。今まで、美味しいコーヒーとして名前だけは聞いていた「ブルーマウンテン」を初めてブレンドでなく飲んでみました。100%でないと、特徴がわかりませんので。何でも経験です。値段は張りますが思い切って。豆を購入したのは、今回は主にデパートで販売やカフェを展開しているキャピタルにしてみました。

焙煎はおそらくシティロースト手回しミルで中細挽きペーパードリップにて抽出しました。ドリッパーはキーコーヒーのクリスタル(円すい形)を使用。90℃程度で2杯分。粉の時から何しろ香りがものすごく立ちます。素晴らしい!
味はこくがあり、ほどよい酸味が感じられ、わずかな苦みがあり、甘みはあまり感じられず。突出しているものがない、確かにバランスがよく繊細なおとなの味わいといった感じでしょうか。
コーヒーカップ等の食器は、英国のロイヤルドルトンの「ビルトモア」を使いました。
一緒に食べたお菓子はイタリア・シチリア菓子「カンノーリ」。サクサクッとした生地にリコッタチーズを使ったクリーム、ピスタチオをまぶしています。

そして後日、金属フィルター(金メッキ)抽出でも飲んでみました。オイル分も抽出されるため、個人的には時間の余裕があるときに、美味しいコーヒーにはけっこう利用しています。若干の微粉は出ます。電動ミルで中粗挽きにして2杯分。粉の香りはやはりよいですが、少し控えめです。やはり90℃程度で抽出
いれると、んっ、かなりまろやか。ペーパーで飲んだときと時間が経っていましたので、完全なる比較はできませんが、まろやかさが突出、バランスのよさは相変わらず、若干おとなしめかもしれません。もともとバランスがよいので、金でもさらにまろやか。カップの底にわずかに粉が残るのも、飲み進めるとわずかな苦みが現れてくる変化として楽しめます。
コーヒーカップは、米国大使館公式晩餐会に使われているといわれるピカードの「パレスロイヤル」にしました。
一緒に食べたお菓子は、英国菓子のバナナブレッドChaTea紅茶教室にて購入したものです。プレートはウェッジウッド260周年記念「ワイルドストローベリーゴールド」です。

ということで、ブルーマウンテン経験でしたが、香りのよさバランスのよさはよくわかりました。しかし強い個性といえるかは別ですし、好みとも違うかもしれません。でも今度は抽出温度をやや落として楽しんでみたいと思います。

追加 少し温度を落として(85℃程度)いれて飲んでみました。手回しミルで中細挽き、ペーパードリップにて抽出です。粉の香りはまだまだ高いです。味は、やはりバランスがあるものの、若干ながらまろやかな苦み、まろやかな酸味が上の2者より少し表にでている感じです。条件が違うので正確な比較はできませんが、温度は95~90℃の高めの方が、バランスが高いともいえるかもしれません。好みもあるでしょう。カップは、ミントン「グラスミア」です。

ブルーマウンテンNo.1  ミントン「グラスミア」で

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
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