半沢直樹 やりすぎ!?

TBS系ドラマ、「半沢直樹」がうけているといわれます。コロナ下でしばしの延期を経たものの、無事撮影され、先日10回目で最終回の放映も終了しました。私は前作はリアルタイムでは知らなかったのですが、かなり後から見ることができました。それなりに面白かったので、期待はしていました。

しかし、今回内容はそれほどでもなかった、が正直なところです。何しろ大げさすぎて、面白くない、リアル感がないのです。それがいいのだという意見もあるのでしょうけれど。歌舞伎役者を多く使ったのも顔などでの表現を強調し、現代の時代劇を目指したのかもしれませんが、少し興ざめでした。女性像がどうなのか、という批判もあったようです。

この作品は、池井戸潤「ロスジェネの逆襲」、「銀翼のイカロス」などの作品が原作ということです。ドラマの監督は、福澤克雄です。撮影が遅れたのは、スタッフ間のトラブルが原因という報道もありました。

企業ドラマには、「沈まぬ太陽」、「下町ロケット」、「鉄の骨」、「監査役/頭取 野崎修平」などのよい作品もありますので、落ち着いた作品が好みの方はそちらをご覧あれ。あ、WOWOW中心になってしまいましたし、池井戸原作作品も2作ありました。半沢作品は批判的に書きましたが、今回のドラマでは、本編の前にスペシャルドラマとして放映された「スピンオフ企画 狙われた半沢直樹のパスワード」の番組はなかなかよかったと思いました。

しかし、「半沢直樹」への賛否はともかく、TBSの番組内宣伝が大げさ及び量が多くてむご過ぎます。いくら自社のものとはいえ、やり過ぎはだめです。しかも報道の「NEWS23」でもとりあげたのが、ますますしらけました現在の政治、社会を暴きなさい。

出演俳優がその番組間でCMに出てくるのも、こうも多くてはしらけますね。テレビの劣化がますます進んでいます。特に地上波公共の電波を使っているのを自覚してほしいものです。

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
カテゴリー: 社会問題 パーマリンク