規制解除はある程度されたものの、まだまだ不安が残る現状です。何しろ日本は、実態がよくわかっていないので、世界でもデータの比較ができない、報道に値しないと思われているようです。
新型コロナ感染症に関しては、いろいろ議論、報道があるなかで良質のものを見極めるのも大変です。私は地上波テレビでは、テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーがダントツかと思います。細かいところで間違いは何度かあったりするものの、訂正・謝罪はしています。何しろ大きな方向性につながることを、当初からきちんと情報を出し、述べているのが良質のゆえんです。他の放送局、また同じ放送局でも他の時間帯の番組は、情報・議論が未だにこんなことを言っているのかというレベルのものが多く、少しは新情報を出していることは否定しませんが、１つだけ見るならやはりこれでしょう。
また、ネットの情報は、テレビに比べて多様ですが、その中でこのところ多数の価値ある情報を伝えていると感じるデモクラシータイムスを紹介します。政治、社会問題いろいろ報道・議論を伝えていますが、新型コロナ感染症でも何本かの価値ある情報を流しています。ここで、出てくる児玉龍彦先生、あれ、あの先生だと聞き覚えのある方も多いでしょう。私もそうでした。３・１１からの福島原発事故に関して、東大の先生方に限らないですが、多くの御用学者が当初わき出ていたところを、国会などでも怒りの訴えをするとともに、地道に放射線と闘っていた方です。今は、東大先端研で世界標準の抗体検査を研究・実施し、ビックデータ解析ではなくプレシジョン・メディシン（精密医療）を提唱しています。新型コロナと闘っているわけです。
