これも昨年2024年の話ですが、修善寺から伊豆急を使って少し北上したところを訪ねました。韮山反射炉は、明治時代の産業遺産として大砲の製造に実際に稼働し、唯一現存している反射炉(内部で熱を反射させることによって高温を発生させて鉄などの金属を溶かす)です。また江戸幕府の江川家36代当主であり韮山代官でもある江川英龍(1801-1855年)の江川邸も訪ねました。英龍(江川太郎左衛門英龍、江川担庵)は、反射炉を建造し、江戸湾の大砲を備えた要塞である「台場」を造っていますが、また日本で初めてパンを焼いた人とも云われています。
伊豆長岡駅から韮山駅までけっこうな道のりをこの2つの訪問を中心に歩いて周ったので、重いので土地のビールも買うことなく、北条氏(義時)由来の地は周ることができませんでした。