先日、京都嵐山に行ってきました。日帰りだったので、訪問できたのは限られています。嵐山方面は十~何十年振りかな。
主な目あては、渡月橋と福田美術館、行けたら大覚寺まで行ってみたかったのですが、けっこう遠く、こちらは諦めました。今、東京では東京国立博物館で『大覚寺展』をやっているので、外観を観て中身は東京でと考えた思惑ははずれました。
天気はあまりよくありませんでした。ぎりぎり小雨かな。渡月橋と桂川(大堰川)はどこが見所なのかと景色を見ながらぶらぶらして、開館5周年記念『伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!展』(長い!)をやっていた福田美術館に入ってみました。前もってチケットは買っていましたが、混んでいましたね。さすが、若冲(1716~1800年)は人気。喫茶も素敵でしたが、並ばないと入れなかったのでやめました。
何が激レアかは、今はここの美術館のコレクションになった、70代で描いた「果蔬図巻」が公開された、ということです。素朴で淡々と描かれ、並べられた果物・蔬菜の数々は見ていて楽しいです。今回の展示では、初期の「蕪に双鶏図」から晩年の作まで優れた作品を30点くらいじっくり見ることができたり、関連する中国人画家の作品、京都大阪で活躍した画家のものもあり、素人でも多様な作品群に接することができた貴重な機会でした。
出てからは、竹林の道へと。野宮神社、天龍寺その他は外観のみにして、飲食のお店などをぶらぶらみて帰りました。伊丹空港利用なので、今回は阪急電鉄とモノレールで戻り、余った時間は空港ワイナリーである「大阪エアポートワイナリー」で、セットを頼みました。ワインをグラスで何種類か。少し慌ただしかったですが、こういうのもよいですね。