谷桃子バレエ団『レ・ミゼラブル』を観る

谷桃子バレエ団の『Les Miserables (レ・ミゼラブル)ー運命を動かせ』を8月下旬に観てきました。you-tubeなどで谷桃子バレエ団のことを知ってから、以前行われていたこの公演については、ぜひ観てみたいと思っているものでした。今回それがかないました。場所は、大井町のきゅりあんです。こぢんまりとしたホールで、どこでも一体感がありました。

全体として、女性率高めでしたね。おそらく初めて観た人も多かったでしょうか。レ・ミゼラブルは誰しもある程度は知っているとは思いますが、それをコンパクトに、そしてセリフのないバレエで表現していくということに興味がわきます。
この作品は2幕構成の舞台で、1幕は暗いシーンが多くたんたんと物語が進みます。2幕はドラマチックに動きがあるものへと展開していきます。激しい闘いのシーン満載ですね。音源は残念ながら録音ですが、初めの方は左側音源がやや大きい雑音としか思えなくてつらいものがありました。しかしそれ以外は、集中して舞台にのめり込むことができました。いつもyou-tubeで観ているキャストですが、今回ジャン・ヴァルジャンは新国立劇場の井澤駿さん。というか、そのキャストを選んだこともありました。他に気にかけたキャストは、コゼットの森岡恋さん、エポニーヌの永倉凛さんをチェックしていました。でもこの作品は個々のよさもありますが、全体、全キャストがまとまって私たちに迫り、動いていく点が素晴らしいものでした。またコゼットの子役も上手くて可愛かったです。

谷桃子バレエ団については、まだクラシックは観たことがありません。今後もチェックしていきたいですね。

  • ポスター
  • スケジュール
  • きゅりあん
  • 座席表
  • 舞台幕

元振付:望月則彦 芸術監督・再演出・構成:髙部尚子
舞台美術:橋本潔、大沢佐智子 衣装美術:合田瀧秀
[キャスト]
ジャン・ヴァルジャン:井澤駿 ジャヴェール警部:高谷遼 コゼット:森岡恋
ファンティーヌ:馳麻弥 マリウス:池澤嘉政 エポニーヌ:永倉凛
テナルディエ夫妻:吉田邑那、山田沙織 ミリエル司教:小林貫太(ゲスト)
バチスチーヌ嬢:大塚アリス マグロワール夫人:前原愛里佳 
アンジョラス:土井翔也人 ガブローシュ:児玉光希 コゼット(子役):當山美海
マリウスの友人:森脇崇行、中山雄介  (以下略)

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
カテゴリー: シアター, 文化 パーマリンク