今年はお金がないので、おせちというより個別に購入したり準備した細々としたものを食べて過ごしました。特別なものとしては、長野県中野市の小規模ながらこだわりの醸造に特化した日本酒を手に入れて飲みました。購入したものは、井賀屋酒造場・石清水の「SUNQRINGO(サンキューリンゴ)2023」です。ここの日本酒の特徴は、無濾過生原酒、低アルコール、超軟水の仕込み水を使用して、原料処理や麹造りにもこだわりを持ったものです。そのなかでもこの「SUNQRINGO」はリンゴ酸を多く出す酵母を使い、麹割合は3.9割、袋吊りで丁寧に搾っています。アルコール度数11%、酒米は山恵錦を使っています。
ワイングラスで飲むことがよいのでしょうが、正月であることや色をしっかり見たかったこともあり、利き酒用猪口にしました。軽い発泡、軽いにごり、さわやかさと、柔らかな甘み、すっきりした酸が心地よいです。香りは穏やかでした。
のちにシャンパーニュグラスでも飲んでみましたが、底に近いほど濁りが強いですが、旨味もあります。
正月から、地震や津波災害、飛行機事故、その他もいろいろありました。今年もみんなで助け合って生きていきましょう。