新国立劇場 ワクチン接種差別に回答せず

前々回のブログに書きました、新国立劇場のイベント割についてですが、一度メールで催促し、さらに運営財団の営業部の方とも電話で話しました。結果、その後に返信が来て、いろいろ意見はあり得る、コメントするべきでない、イベント割の事務局に聞いてほしいなどとの回答でした。

日本終わった、というべきでしょうか。意見が違ってもよいですが、自分たちでやっていることの説明すら自分たちでしないとは、驚きです。残念ですが、芸術は楽しみつつ、今後も厳しい目で見ていきたいと思います。

新国立劇場オペラパレス(大劇場)
新国立劇場オペラパレス(大劇場)

追伸 2回にわたり新国立劇場への疑問・批判を書いてきましたが、その後劇場で観劇した機会に、係の人と対話をしてきました。現場の責任者かそれに近い方だと思います。私自身も強く追及するような姿勢ではなかったこともありますが、組織での苦悩も率直に話してくれました。本音ではやりたくないということです。なるべくチケットが残っているところで、最低限で実施するようにしている。事務作業としても、こちらの係もお客様も両方負担が多く、例えば当日条件を確認してもれがあったりすると、追加料金(割引にならないので)をとったりしなくてはならないし、よいことはお互い少ないのが実態。ほんと、政府の馬鹿な政策、差別行為で迷惑と混乱が広がっているということです。

国内旅行での旅行割などでも、ワクチン接種差別をすることで、ホテル業者、お客の余計な作業があり、関係ない人にとっても大行列・大混雑でチェックインがなかなかできなかったことがありました。おまけにこのような状況に、不正受給をしているイベント業者・旅行業者等が後日、多数告発されました。

いずれにせよ、まともな人とは、実際に会って、また少なくとも電話などで「対話」をしながら、お互いの実情を語っていくことが、分断につながらない方法だと思います。対話すら拒否するのなら、それは大きな批判・抗議をすべきですね。

ジョージ について

旅行大好き、飲食大好き、劇場、博物館・美術館大好き、好奇心旺盛なごくふつうの会社員です。社会問題含め、いろいろ書いていこうと思います。
カテゴリー: シアター, 文化, 社会問題 パーマリンク