初めて訪れる八王子の「八王子市夢美術館」で『愛のヴィクトリアンジュエリー ~華麗なる英国のライフスタイル』を観てきました。八王子まで行くのはやや遠く、駅からも少し歩きますが、場所はけっこうわかりやすく無事辿りつきました。ビュータワー八王子というの建物の2階にあります。八王子市の美術館で、2003年10月に開館したようです。
現在の英国の女王である、エリザベス2世女王(1926年4月21日生まれ)は、その年齢もさることながら、女王としての在位が1952年2月6日からでしたので、今年で70年(プラチナ・ジュビリー)となりました。英国での史上最長となりましたが、それまでの最長がヴィクトリア女王だったのです。ちなみに世界最長の在位は、フランスの国王ルイ14世で72年と110日ということです。
さて、ヴィクトリア女王の時代(在位1837年6月20日~1901年1月22日)は、大英帝国が栄華を極めた時代です。世界中の富を集めたヴィクトリア時代の英国王室にまつわる宝飾品を集めた今回の展示は、とても興味深かったです。
規模は大きいとはいえませんが、ジュエリーの数々から、ウェディングの装い、アフタヌーンティーのセッティングやアンティークレースなどをも集めています。そう、ヴィクトリア時代は、現代のウェディングの姿やアフタヌーンティーなどのライフスタイルもここから来ているもとの時代なのです。
ちなみに今回の展示は初めてのものでなく、2010年から始まり長い年月を経て日本各地を10箇所以上回ってきたもののようです。ここでの展示後も、岐阜の岐阜県現代陶芸美術館に行く予定です。