珍しい地域の紅茶が手に入りましたので、飲んでみました。「シッキムファーストフラッシュ」です。テミ茶園SK6と書いてあります。等級はすばらしく、FTGFOP1(ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ・NO.1 ; 金色や銀色の芯芽を多く含んだ、ヨリの細かいサイズの揃った茶葉)。購入したのは、ChaTea紅茶教室です。
シッキムは、中国、チベット、ネパール、ブータンに囲まれたヒマラヤ南麓にある地域です。17世紀にはチベット仏教ニンマ派などのシッキム王国として建国していましたが、複雑な歴史を経て、現在はインドのシッキム州として編入されています。残念ながら私は行ったことはありません。
紅茶生産は新しく、ダージリンの流れをくむということです。水色はやや淡いです。ダージリンファーストフラッシュのようでもありますが、青臭さは少なく、ほのかな甘味、くせや強い苦みはないですが、それでいてややコクもあり。パン食にお菓子に、ちょうどよいですね。2煎目もよいと聞きましたので、飲んでみるとしっかり飲めました。
ティーカップ&ソーサーは、ミントンの「ゴールドローズ」です。
シッキムの場所を確認したいときは、例えばこちらの地図を拡大してみてください。