もう説明するまでもなく、オリンピック開催への前のめり、本来、本大会とは関係のない火のリレーも狂騒状態です。まともなことを言うアスリートや関係者、ジャナーリストも少数いますが、政府、東京都、オリンピック委員会等は、コロナのことをしっかり分析することもなく、前のめり状態です。マスメディアも一部を除いて、おかしなことを報道しています。NHKでは長野県での抗議の音声まで、検閲したみたいですね。
TBSの放送でも指摘されていましたように、火のリレー(聖火ではなかった)はヒトラー時代のナチスの権威を高めるために始まったもののようです。今の日本の状態もそのような感じです。またスポンサーも狂乱して嫌悪感しかないです。コカコーラ、トヨタ、日本生命、NTT、金輪際、利用したくないですね。IOCもここまで、商業主義、権威主義であるとは・・・。ドイツ人ではありますが、バッハ会長への嫌悪感をも催させるばかりです。
スポーツは、もうそれぞれの種目ごとに大会を開くだけにして、それもスポンサー集めから始めた方がよいと思います。税金を使うようなものではないです。残念です。
早く新型コロナ感染症対策を優先することに、舵をとりましょう。
追加 「商業五輪の醜さ」の記事が、東京新聞に出ていました。紹介しておきます。
さらに追加 海外メディア、とりわけアメリカ・メディアがオリンピックについて忖度なくいろいろ書いています。特に、ワシントン・ポストが5月5日に出したコラムについては、大変話題になっています。痛快ですね。流行語になりそうです。「ぼったくり男爵」、原文では、 (Baron) Von Ripper-off a.k.a. IOC President Thomas Back などという表現らしいです。